人間は食事によって体内にエネルギーを取り込まなければ生命活動ができませんが、この食事を断つことが断食です。
一定期間食事を摂らず、その間は生命維持のために水を飲む場合もあります。
純粋に精神的な理由によって、断食をする宗教もあります。
例えば、イスラム教ではラマダンの期間は、日が出ているうちは断食します。
ダイエットとしては行いませんが、宗教で断食を行うことは他にもあります。
キリスト教、ユダヤ教、仏教などです。
数日間断食を続けることによって感覚が鋭敏になり、意識がとぎすまされる効果があるといい、精神的、宗教的な断食をする理由になっています。
断食による五感の鋭敏化などを追求しているのかもしれませんが、食事は人間が生きるために必要な行為で、それを断つことは良いこととは言い難いかもしれません。
心身ともに負担をかけるような行為によって、一体何を求めているのでしょうか。
栄養学では、バランスのとれた3度の食事が身体に良いとされています。
食べ物が入ってこない場合、体内に蓄えられている脂肪などを消費するような仕組みに人の身体はなっています。
エネルギー不足と判断された身体は、体組織から栄養を引き出すことで生き延びます。
この能力を利用した断食ダイエットですが非常に体に負担がかかるダイエットなので注意が必要です。
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